プロレスファンの皆さん、また歴史的な名勝負に興味をお持ちの方々に、
今日は女子プロレス界に大きな足跡を残した
伝説の試合についてお話しします。
1985年8月28日、大阪城ホールで行われた長与千種さんとダンプ松本さんの
「髪切りデスマッチ」は、今でも語り継がれる歴史的な一戦なのです。
目次
伝説となった髪切りデスマッチの背景

因縁の対決へと至る経緯
長与千種さんとダンプ松本さんは、全日本女子プロレスを代表する
絶対的なエース同士でした。
長与千種さんはライオネス飛鳥さんと共に
「クラッシュ・ギャルズ」として人気を博しており、
ダンプ松本はその対極に位置する悪役レスラーとして知られていました。
技術派の長与さんと、パワフルなファイトスタイルのダンプさんは、
まさに正反対の魅力を持つレスラーでした。
二人の対立は次第にエスカレートし、
ついに髪を賭けた決着をつけることになったのです。
髪切りデスマッチ 当日の模様
1985年8月28日に行われた
長与千種とダンプ松本の「髪切りデスマッチ」は、
全日本女子プロレスの歴史において非常に重要な試合の一つです。
この試合は大阪城ホールで開催され、観衆は1万1000人を超え、
女子プロレスブームの最中に行われました。
会場は異様な緊張感に包まれ、両者の入場時には大きな歓声が沸き起がりました。

壮絶な試合展開の詳細
試合は開始直後から激しい展開となりました。
長与さんの華麗な技の数々と、ダンプさんの破壊的なパワーが激突。
リング上では凶器による攻撃も飛び交い、
観客は固唾を呑んで見守りました。
試合は特別ルールで行われ、勝者が敗者の髪を切るという
過酷な条件が設定されていました。
髪切りデスマッチ 衝撃の結末とその後の影響
涙の断髪式
試合は11分4秒で終了し、長与さんの奮闘むなしく、
ダンプ松本がKO勝ちを収めました。
試合後、長与はリング上で髪を切られ、
その様子は観客に衝撃を与えました。
約束通り、その場で行われた断髪式は、多くの観客の涙を誘いました。
この試合はテレビ中継され、
その過激さから抗議が殺到したことでも知られています。
しかし、長与さんは髪を切られながらも、
プロレスラーとしての誇りを失うことはありませんでした。
女子プロレス界への革命的影響
新時代の幕開け
この試合は、女子プロレスのイメージを大きく変えました。
長与さんが得意とした、男子プロレスの技術を取り入れたスタイルは、
後続の女子レスラーたちに大きな影響を与えました。
現代での再評価

Netflix『極悪女王』での再現
近年、このマッチはNetflixドラマ「極悪女王」で見事に再現されました。
唐田えりかさんは長与さん役に完全入魂し、
実際に髪を丸刈りにする決断まで下しました。
唐田さんは、「髪はまた生えてくるし、
そんなことより長与千種という人間に魅力を感じていた」と語っています。
ゆりやんレトリィバァさんのダンプ松本さん役も高い評価を受け、
新たな世代にこの伝説の試合が伝えられることとなりました。
プロレス文化への貢献
この試合は、単なる勝負以上の意味を持っていました。
女性アスリートの可能性を広げ、
プロレスという競技の新たな魅力を引き出したのです。
当時のテレビ局には視聴者からの抗議が殺到するほどの
衝撃的な内容でしたが、それは同時に、
女子プロレスが持つ真摯な闘いの証でもありました。
【まとめ】
長与千種さんの髪切りデスマッチは、37年の時を経た今でも
色褪せることのない感動と衝撃を私たちに与え続けています。
この試合は、単なるプロレスの試合を超えて、
スポーツエンターテインメントの新境地を切り開いた
金字塔となりました。
そして何より、夢を追い続ける全ての人々に
勇気と感動を与える、永遠の名勝負として心に刻まれているのです!

