「LINEスタンプ、自分で作ってみたいけど絵心がまったくないから無理…」と諦めていませんか?
最新のAI技術、特にChatGPTの進化により、絵を描くスキルがなくてもオリジナルのLINEスタンプを作成し、販売することが現実になりました。
ChatGPTは、単に文章を作るだけでなく、スタンプのアイデア出しから、魅力的なフレーズ考案、さらには画像生成ツールで使える具体的な「プロンプト」を作るのが得意です。
この記事では、絵を描くのが苦手な初心者の方でも、ChatGPTを最大限に活用して楽しくオリジナルLINEスタンプを作る方法を、プロンプト作成を中心に詳しくご紹介します。
目次
- 1 LINEスタンプ×ChatGPTって何ができるの?企画からプロンプト作成まで
- 2 スタンプ全体のコンセプト・アイデア出し
- 3 スタンプごとのフレーズ・セリフ生成
- 4 キャラクター設定とラフ案の言語化
- 5 画像生成ツール用プロンプトの作成・改善
- 6 (GPT-4oなどの場合)簡単な画像の生成
- 7 初心者でもできる!ChatGPTでLINEスタンプ用プロンプトを作成する方法
- 8 プロンプト作成の基本ステップ
- 9 1,ChatGPTに役割を与える
- 10 2,スタンプの全体像を伝える
- 11 3,個別のスタンプアイデアを相談する
- 12 4,画像生成用プロンプトを作成してもらう
- 13 5,プロンプトを調整する
- 14 初心者向けプロンプト例(会話形式で進める場合)
- 15 【実践】画像化の次のステップ:CanvaやAI画像ツールで形にする
- 16 STEP 1: 画像生成ツールで画像を生成する
- 17 STEP 2: 生成した画像をダウンロードし、Canvaにアップロードする
- 18 【超重要】LINEスタンプの規定サイズを確認しよう!
- 19 STEP 3: CanvaでLINEスタンプ用に画像を編集・調整する
- 20 サイズ調整と配置
- 21 背景透過処理
- 22 テキスト(フレーズ)の追加と調整
- 23 複数スタンプの作成
- 24 メイン画像・タブ画像の作成
- 25 STEP 4: 画像をダウンロードする
- 26 まとめ:ChatGPTとツール連携で、あなたもスタンプクリエイターに!
- 27 ChatGPT副業スターターキット&最速収益化ロードマップ 無料プレゼント🎁
LINEスタンプ×ChatGPTって何ができるの?企画からプロンプト作成まで
ChatGPTは、あなたのLINEスタンプ作りの強力な「アイデアパートナー」であり、「プロンプトエンジニア」です。
具体的には、以下のような面で活躍してくれます。
スタンプ全体のコンセプト・アイデア出し
どんなターゲット(例: 友達、家族、ビジネス相手)に、どんなシーンで使ってほしいスタンプにするか、テーマ(例: ゆるかわ動物、感情表現、特定の趣味)を決めるところから相談に乗ってくれます。
「〇〇な人たちが日常で使うLINEスタンプのアイデアを10個考えて」
といった投げかけで、思ってもみなかった切り口のアイデアが生まれることもあります。
スタンプごとのフレーズ・セリフ生成
各スタンプに入れたい面白い、または便利なフレーズやセリフを大量に提案してもらえます。
「さっき考えたコンセプトで、感謝や同意を表すのに使える短いフレーズをいくつか考えてください」
「落ち込んだ友達を励ますスタンプのセリフを募集します」
のように依頼できます。
キャラクター設定とラフ案の言語化
どんな見た目のキャラクターにするか、特徴や性格を言語化する手伝いをしてくれます。
さらに、
「このキャラクターが〇〇な感情を表している様子を、画像生成AIで描くとしたらどんなプロンプトが良いですか?」
と尋ねることで、具体的な画像生成の指示(プロンプト)のヒントを得られます。
画像生成ツール用プロンプトの作成・改善
これがChatGPTの最大の強みの一つです。
上で考えたアイデア、フレーズ、キャラクター設定などを組み合わせて、
「この内容を画像生成AIで表現するための具体的な英語または日本語のプロンプトを作成してください」
と依頼することで、そのまま画像生成ツールに貼り付けられる質の高いプロンプトを生成してくれます。
生成された画像を見ながら、
「もう少し〇〇な雰囲気に」
「表情を△△に変えて」
といった修正指示を出すことで、プロンプトを改善していくことも可能です。
(GPT-4oなどの場合)簡単な画像の生成
最新のGPTモデルなど、画像生成機能を内蔵している場合は、簡単な指示でイメージのラフやベースとなる画像を生成することも可能です。
ただし、複雑な構図や細かい修正には限界があるため、本格的なスタンプ画像作成は後述の専用ツールと組み合わせるのがおすすめです。
このように、ChatGPTはスタンプの企画段階から、それを形にするための「設計図」(プロンプト)を作る過程で非常に役立ちます。
初心者でもできる!ChatGPTでLINEスタンプ用プロンプトを作成する方法
ChatGPTを使ってLINEスタンプのプロンプトを作成する流れはシンプルです。
会話形式であなたのイメージを具体的に伝えていくことが重要です。
プロンプト作成の基本ステップ
1,ChatGPTに役割を与える
会話を始める際に
「あなたはLINEスタンプのアイデア出しとプロンプト作成の専門家です。私のアイデアを形にするのを手伝ってください。」
のように役割を設定すると、目的に沿った回答が得やすくなります。
2,スタンプの全体像を伝える
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誰に使ってほしいか?(ターゲット) 例: 高校生、主婦、ビジネスマン、猫好き
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どんなテーマか? 例: 日常会話、感謝を伝える、応援、特定の季節やイベント
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スタンプ数は? 例: まずは8個、最終的に40個目指したい
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どんな雰囲気? 例: ゆるくて可愛い、シュールで面白い、シンプルで使いやすい
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3,個別のスタンプアイデアを相談する
全体像が決まったら、個々のスタンプについてアイデアを深掘りします。
「このテーマで、『了解!』というスタンプを作りたいんだけど、どんな絵とフレーズが良いかな?」
「『ありがとう』のスタンプで、普通の感謝じゃなくて、ちょっと大げさな感謝を伝えたいんだけど、何か良いアイデアある?」
のように、具体的に相談してみてください。
4,画像生成用プロンプトを作成してもらう
アイデアとフレーズが固まったら、いよいよ画像生成ツールで使うプロンプトを作成してもらいます。
「今決まった『了解!』のスタンプ(キャラクター:〇〇、雰囲気:△△、フレーズ:□□)をMidjourney(またはDALL-E 3, Canvaの画像生成AIなど、使うツール名を伝える)で生成するための英語のプロンプトを作成してください。背景は透過でお願いします。」
のように依頼します。
日本語で生成したい場合は、「日本語のプロンプトでお願いします」と伝えましょう。
5,プロンプトを調整する
生成されたプロンプトを使って画像を生成してみて、イメージと違う場合は、ChatGPTにフィードバックしてプロンプトを修正してもらいます。
「生成された画像がイメージより少しリアルすぎました。もっとイラストっぽい、デフォルメされた感じにしたいです。プロンプトを修正してください。」
のように具体的に伝えると、より精度の高いプロンプトになります。
初心者向けプロンプト例(会話形式で進める場合)
あなた: 「LINEスタンプ作りに挑戦したいです。絵は描けません。手伝ってもらえますか?」
ChatGPT: 「はい、喜んで!どんなスタンプを作りたいか、イメージを聞かせてください。」
あなた: 「ターゲットは学生で、学校生活でよく使う面白いスタンプにしたいです。まずは8個作りたいです。」
ChatGPT: 「素晴らしいですね!学校生活の面白いシーンやフレーズをいくつか提案しましょうか?例えば…(いくつか提案)」
あなた: 「いいですね!『やばい、遅刻!』と焦ってる感じのスタンプを入れたいです。」
ChatGPT: 「そのスタンプ、面白そうです!キャラクターはどんなイメージにしましょう?動物にしますか?人間のデフォルメ?雰囲気は?」
あなた: 「うーん、ゆるくて可愛いウサギがいいです。表情はものすごく焦ってる感じ。」
ChatGPT: 「承知しました。では、『やばい、遅刻!』というフレーズで、ゆるくて可愛いウサギが猛烈に焦っている表情をしているスタンプですね。これを画像生成AI(例: DALL-E 3)で生成するためのプロンプトを作成します。背景は透過にしますか?」
あなた: 「はい、透過でお願いします。フレーズも画像に入れてほしいです。」
ChatGPT: 「承知しました。以下がそのプロンプト案です:(プロンプト例を提示)」
このように、ChatGPTとの対話を通じてアイデアを具体化し、最終的に画像生成ツールで使えるプロンプトの形にしていきます。
これならChatGPT初心者の方でも、簡単にできそうではないですか?
【実践】画像化の次のステップ:CanvaやAI画像ツールで形にする
ChatGPTで魅力的なスタンプのアイデアと、それを具現化するためのプロンプトが手に入ったら、いよいよ画像として形にする作業です。
ここでは、初心者にも扱いやすいCanvaやその他のAI画像生成ツールを使って、LINEスタンプ画像を完成させる手順を詳しく解説します。
STEP 1: 画像生成ツールで画像を生成する
ChatGPTが作成したプロンプトを、お好みの画像生成ツールに入力して画像を生成します。
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ChatGPT(GPT-4oなど): ChatGPT自身に画像生成機能がある場合は、そのままプロンプトを入力して画像を生成できます。会話の流れで手軽に試せるのがメリットです。
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CanvaのText to Image: CanvaにもAI画像生成機能があります。Canvaでスタンプ編集を行う場合は、最初からCanva内で画像を生成するとスムーズです。👈おすすめ
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その他のAI画像生成ツール(DALL-E 3, Midjourney, Stable Diffusionなど): より多様な画風や高精度な画像を求める場合は、これらのツールも選択肢に入ります。それぞれのツールの特性に合わせてプロンプトを微調整する必要がある場合もあります。
複数のツールで生成してみて、イメージに近いものを選ぶのも良い方法です。
STEP 2: 生成した画像をダウンロードし、Canvaにアップロードする
画像生成ツールで生成された画像を、背景透過PNG形式でダウンロードします。
透過PNGで生成できない場合は、次のCanvaでの編集時に透過処理を行います。
次に、Canvaを開き、LINEスタンプ用のキャンバスを作成します。
【超重要】LINEスタンプの規定サイズを確認しよう!
LINE Creators Marketでスタンプを申請するには、画像のサイズが決まっています。
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スタンプ画像: 最大 370 × 320 pixel (PNG形式)
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メイン画像: 240 × 240 pixel (PNG形式) – ストアで表示される画像
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タブ画像: 96 × 74 pixel (PNG形式) – トークルームのスタンプキーボードに表示される画像
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必要個数: 8個, 16個, 24個, 32個, 40個のいずれか + メイン画像1個 + タブ画像1個
まずはスタンプ画像の「370 × 320 pixel」でカスタムサイズを作成するのがおすすめです。
Canvaで新しいデザインを開いたら、左側のメニューから「アップロード」を選び、ダウンロードしたスタンプ画像をアップロードします。
STEP 3: CanvaでLINEスタンプ用に画像を編集・調整する
アップロードした画像を、先ほど作成した370 × 320 pixelのキャンバスに配置し、LINEスタンプとして最適な形に編集します。
サイズ調整と配置
生成された画像をキャンバスサイズ内に収まるように調整します。
スタンプは小さく表示されることが多いので、キャラクターやフレーズが見やすいように、画像サイズを調整し、上下左右に適切な余白(目安:上下左右10〜20 pixel程度)を設けて中央に配置しましょう。
画像が大きすぎるとスタンプとして使いにくいので、少し小さめに配置するくらいが丁度良い場合もあります。
背景透過処理
画像生成ツールで背景透過できなかった場合は、Canvaの機能で背景を削除します。
Canva Proの「背景リムーバー」機能が簡単で高精度です。
無料版の場合は、GIMPやPhotopeaなどの無料画像編集ソフトや、Remove.bgなどの無料オンラインツールで背景を透過させてからCanvaにアップロードする方法もあります。
LINEスタンプは原則として背景透過が必須です。
テキスト(フレーズ)の追加と調整
画像生成ツールでテキストがうまく入らなかったり、修正したい場合は、Canvaの「テキスト」機能を使ってフレーズを追加します。
スタンプの雰囲気に合ったフォントを選び、サイズや色を調整して画像に配置します。
文字が小さすぎたり、背景と同化したりしないように注意しましょう。
複数スタンプの作成
複数のスタンプを作成する場合は、この370 × 320 pixelのキャンバスを複製(コピー)して、各スタンプの画像とフレーズを編集していくと効率的です。
メイン画像・タブ画像の作成
全てのスタンプ画像ができたら、規定サイズ(メイン240×240 pixel, タブ96×74 pixel)で新しいキャンバスを作成し、代表的なスタンプやキャラクターを使ってメイン画像とタブ画像を作成します。
これもスタンプ画像と同様に背景透過PNGで作成します。
Canvaの豊富な素材(イラスト、図形など)を組み合わせて、画像をさらに魅力的に仕上げることも可能です。
STEP 4: 画像をダウンロードする
編集が終わったスタンプ画像、メイン画像、タブ画像を、それぞれ個別に背景透過PNG形式でダウンロードします。
この時、ファイルサイズが大きすぎないか(LINE Creators Marketの規定内か)も確認しましょう。
これで、LINE Creators Marketに申請するための画像ファイルが揃いました!
LINE Creators Marketは、こちらからどうぞ
まとめ:ChatGPTとツール連携で、あなたもスタンプクリエイターに!
絵を描くスキルがなくても、ChatGPTを「アイデア出し」と「プロンプト作成」の強力なパートナーとして活用し、Canvaや他のAI画像生成ツールを「画像化」のツールとして組み合わせることで、オリジナルのLINEスタンプを意外なほど簡単に作ることができます。
まずはどんなスタンプを作りたいか、ChatGPTに気軽に相談してみましょう。
そして、生成されたプロンプトを使って画像を試しに作ってみてください。
最初のうちはイメージ通りにいかないこともあるかもしれませんが、プロンプトを調整したり、Canvaで編集を加えたりするうちに、必ずあなただけの素敵なスタンプが完成するはずです。
ぜひ、ChatGPTとデザインツールの力を借りて、世界に一つだけのオリジナルLINEスタンプ制作を楽しんでみてください!
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