サプリメントって血糖値に効くの?私が3万円を失った話

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目次

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私が3万円を失った話

告白します。

私は、血糖値対策のサプリに、3万円以上使いました😫

棚には、17種類のサプリが並んでいました。

  • 桑の葉エキス

  • ギムネマ・シルベスタ

  • 難消化性デキストリン

  • αリポ酸

  • クロム

  • ビタミンB群

  • サラシア

  • 白インゲン豆エキス

  • 菊芋粉末

  • イヌリン

  • シナモン

  • バナバ葉

  • ゴーヤ茶

  • ビール酵母

  • マグネシウム

  • オメガ3

  • マルチビタミン

「これで最後!」と思いながら、次々と新しいサプリを試しました。

そして、気づいたんです。

「サプリに頼っている限り、私は変われない」

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17種類試して分かった「3つの真実」

サプリを試し続けた結果、私はこの3つの真実にたどり着きました。

真実①:サプリは「魔法の薬」ではない

サプリを飲んだからといって、血糖値が劇的に下がることはありません。

せいぜい、10〜20mg/dL程度の変化です。

私が調べた結果

  • サプリなし:食後2時間 160mg/dL

  • 桑の葉エキス飲用:食後2時間 150mg/dL

  • 差はたったの10mg/dL

これで、月3,000円のコストは割に合うのか?

真実②:「効果がある」と「続ける価値がある」は、別の話

科学的に効果が証明されていても、毎日飲み続けるコストと手間を考えると、「続ける価値があるか」は別問題です。

例えば、桑の葉エキスの論文

  • 1日1,500mgで効果あり

  • サプリ1粒あたり:300mg

  • つまり、1日5粒必要

  • 月のコスト:約3,500円

これを一生続けられますか?

真実③:サプリに頼ると、「根本的な改善」から遠ざかる

サプリを飲んでいると、「これを飲んでいるから大丈夫」という安心感が生まれます。

でも、それが「食生活の改善」を先延ばしにする原因になるんです。

私がまさに、そうでした。

「サプリ飲んでるから、今日くらい甘いもの食べても大丈夫」

「サプリがあるから、運動しなくてもいいや」

これが、一番の落とし穴です。

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それでも、私が「これだけは残した」サプリ

17種類のサプリを試した結果、私が最終的に残したのは、たった2つです。

① マグネシウム

なぜ残したのか?

  • インスリンの働きをサポートする(科学的根拠が強い)

  • 日本人の7割が不足している

  • 食事だけでは十分な量を摂りにくい

  • 血糖値以外にも、筋肉・神経・睡眠の質に影響する

私の選び方

  • マグネシウムの種類:クエン酸マグネシウムまたは グリシン酸マグネシウム(吸収率が高い)

  • 摂取量:1日300〜400mg

  • タイミング:夕食後(睡眠の質も向上する)

  • コスト:月約800円👈これくらいなら良くないですか?

② オメガ3(EPA・DHA)

なぜ残したのか?

  • 炎症を抑え、インスリン抵抗性を改善する

  • 現代の食生活では魚を食べる機会が少なく、不足しがち

  • 血管の健康維持、脳機能、メンタルヘルスにも重要

私の選び方:

  • EPA・DHAの合計:1日1,000mg以上

  • 品質:酸化防止加工されているもの

  • タイミング:朝食後(脂肪と一緒に吸収率UP)

  • コスト:月約1,000円

この2つだけは、「食事で補いきれない栄養素」だからです。

他の15種類は、すべてやめました。

【重要】サプリの「やめどき」を見極める方法

サプリは、「一生飲み続けるもの」ではありません。

私がサプリを減らしていったプロセスは、こうです。

ステップ①:食生活が整うまでの「サポート役」として使う(最初の3ヶ月)

  • 食生活の改善と並行してサプリを飲む

ステップ②:血糖値が安定してきたら、一つずつ減らす(3〜6ヶ月目)

  • 1つのサプリをやめてみる

  • 体調に変化がなければ、そのサプリは卒業

ステップ③:食事だけで管理できるようになったら、卒業(6ヶ月〜)

  • 最終的には、マグネシウムとオメガ3以外は、すべてやめました

  • 食事の質が上がれば、サプリの必要性は減る

サプリは「ゴール」ではなく、「通過点」です。

SNS広告の「これで血糖値が!」に騙されないために

Instagram、Facebook、Xで、こんな広告を見たことはありませんか?

「このサプリで、血糖値が30下がりました!」 「医師も推奨!血糖値対策の決定版!」

これらの広告に、もう踊らされないでください。

広告の「からくり」を知っておきましょう:

① 「個人の感想です」という小さな文字

  • 効果には個人差があり、全員に同じ効果があるわけではない

② 「医師が推奨」は、監修料を払えば誰でも言える

  • 医師の名前があっても、その医師が実際に使っているとは限らない

③ ビフォーアフターの写真は、撮影条件を変えている可能性

  • 照明、角度、時間帯を変えれば、見た目は変わる

④ 「今だけ初回500円!」の裏には、定期購入の罠

  • 小さな文字で「2回目以降は5,980円」と書いてある

  • 解約が面倒な仕組みになっている

⑤ 「科学的根拠あり」は、実験条件と現実は違う

  • 論文の実験:サプリ5粒を3ヶ月、20人で実験

  • 現実:あなたが毎日続けられるか?コストは?

本当に必要なのは、「あなた自身の体で、効果を確かめること」です。

もし、それでも使うなら。賢いサプリとの付き合い方「3つのルール」

「じゃあ、サプリは全部、意味がないの?」
そう思うかもしれません。
結論から言うと、「使い方次第」です。

サプリを「主役」ではなく、あなたの努力を支える「名脇役」として使うのであれば、意味はあります。

もし、あなたがサプリを試すのであれば、必ずこの「3つのルール」を守ってください。

ルール①:生活習慣の改善が「9割」、サプリは「1割」と心得る

これが、最も重要なルールです。
サプリは、あくまで補助
あなたの頑張りを、ほんの少しだけ後押ししてくれる存在です。

「サプリを飲んでいるから、今日はケーキを食べても大丈夫」
「サプリのおかげで、運動しなくても痩せるはず」
これは、100%間違いです。
そんな魔法は、存在しません。
残念😿

まずは、食事改善と適度な運動をしっかり行うこと。
その上で、「今日の外食、ちょっと糖質が多そうだから、お守りがわりに食前に飲んでおこうかな」という使い方が、唯一の正解です。

主役であるあなたの努力があって初めて、サプリという脇役が、ほんの少しだけ輝くのです。

ルール②:「トクホ」または「機能性表示食品」を選ぶ

もし、気休めではなく、少しでも科学的な根拠を求めるなら、パッケージをチェックして、このどちらかのマークがついているものを選びましょう。

  • トクホ(特定保健用食品) 国が「個別に審査」し、その効果と安全性を許可したもの。「体脂肪の吸収を抑える」「糖の吸収を穏やかにする」といった表示が許可されています。信頼性は高いですが、価格も高めです。

  • 機能性表示食品 企業の責任において、「科学的根拠」を国に届け出たもの。「食後の血糖値上昇をゆるやかにする機能が報告されています」といった表示が可能です。トクホより審査は緩やかですが、一定の根拠は示されています。

少なくとも、これらの表示がない「一般の健康食品」よりは、信頼性が担保されていると言えます。

ルール③:3ヶ月続けて「何も感じなければ」、潔くやめる

サプリの効果には個人差があります。

もし、ルール①を守った上で3ヶ月間試してみて、体調に何のポジティブな変化も感じられない(例えば、食後の眠気が少しマシになった、お通じが良くなった、など)のであれば、
そのサプリは、あなたの体には合っていない可能性が高いです。

その時は、「もったいない」と思わずに、潔くやめましょう。

効果を感じないものに、大切なお金を払い続けることこそ、一番もったいないことです。
合わないサプリに固執するよりも、そのお金で、少し質の良いお味噌を買ったり、美味しい無糖ヨーグルトを探したりする方が、よほどあなたの未来のためになります。

最高のサプリは、あなたの「毎日の食卓」にある

「血糖値を安定させたい」 その願いを叶えるために、本当に必要なものは何でしょうか。

それは、奇跡の一粒ではありません。

朝、一杯の温かいお味噌汁。
ランチで選ぶ、玄米ごはん。
おやつに食べる、一握りの煎り大豆。
夕食で意識する、野菜から食べる順番。

そう、最高のサプリメントは、特別な場所ではなく、あなたの毎日の食卓の中に、すでに存在しているのです。

サプリに月数千円を払い続ける前に、まずは、そのお金で、あなたの食卓を少しだけ豊かにしてみませんか?

この記事が、あなたが広告の言葉に振り回されず、自分自身の力で、賢く、そして確実な一歩を踏み出すための、お守りとなれば嬉しいです。

にこにこ🌞

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